コルクボード_メモ付1

離婚直前


離婚は精神的にも肉体的にも本当につらいことと思います。

早く離婚したい余り、なげやりになったり、主張したいことがあっても、また話がこじれてしまうのが嫌で妥協してしまいたくなったりって事もあるかもしれません。

その結果、

養育費などの取り決めを口約束だけで済ませてしまったり、簡単な文章にしただけで終わってしまったり、様々な事情はあるでしょうが、「養育費はいらない」と言ってしまったり。。。。

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でも、その離婚ちょっと待ってください。

離婚は本当に体と心の負担が大きいのは分かりますが、その一時の感情で離婚公正証書や離婚協議書を作らず離婚してしまったばっかりに、本当に多くの方が、とてつもない後悔と大変なご苦労をされています。

養育費を最後まで支払われる確率は、2割にも満たないと言れている中、あなたの相手が口約束だけで最後まで、支払ってくれると本当に思いますか?

確かに、何年かはちゃんと払ってくれるかもしれません。

今は、相手方も本当に最後まで払う気ではいるでしょう。

でも、やはり、人は忘れる生き物。

年々、払わなきゃいけない意識は薄れていくのが人間ってもです。それが、2割にもみたないという数字にも現れています。

自分の子供の養育費でさえ、その確率なんですから慰謝料財産分与の分割払いは、もっと早く滞ってしまうのは容易に想像ができると思います。

つまり、養育費や慰謝料、財産分与などの支払いは、いつか滞る前提で考えたが方がいいと思います。

では、滞った時どうするのか?

相手方に催告して、それでも払ってくれない場合は、強制執行という方法があります。

強制執行とは、相手の財産や給与を差し押さえて、強制的に支払ってもらいうというものです。

が、しかし

口約束しか交わしてない場合、

強制執行までたどり着くのは簡単なことではありません。

強制執行するために裁判で勝つ必要があるわけですが、相当な年月かかることもありますし、何度も裁判所へ足を運ぶ必要もあり、また、いくつもの書類を作成しなければなりません。護士に依頼するとなると、その費用もかなりの負担となります。

公正証書にはしてないが離婚協議書を作っていた場合はどうなるかといいますと、

強制執行するために裁判が必要になるのは同じですが、離婚協議書を証拠として提出できるため、かなりの負担の軽減になることは間違いありません。それでも、やはり、裁判が必要なため大変にはなってくると思います。

ただし、証拠として採用できるのは、法的に有効な離婚協議書であることが前提になってきます。

有効というのは、協議書の内容が無茶苦茶な内容(養育費が常識の範囲よりあまりにも高額である場合など)だと、相手方が無効を主張した場合、裁判では無効となってしまう可能性が非常にいわけです。

また、パソコンやスマホさえあれば、何でも調べることのできる時代ですので、自分達で離婚協議書を作る方もいらしゃると思います。ネットに載っている例文をつなぎ合わせて作ったためにつじつまの合わない協議書になっていたり、自分が不利な内容になっていたり、抜けが多くてもったいない協議書になっていたり、はたまたそれとは逆に詰め込みすぎてがんじがらめになる協議書になってしまったりというものをよく見かけます。

基本的な法律の知識がないまま自分達だけで協議書を作は、やはり、リスクを伴います。

公正証書を作った場合は、どうなるかといいますと、

これは、もうかなり変わってきます!!

まず、裁判をする必要がありません。

公証役場や裁判所で多少の費用はかかりますが、簡単な手だけで、強制執行が可能となります。

ただ、公正証書を作れば必ず強制執行できるわけではなく、強制執行ができるような公正証書にしなくてはなりません。

せっかく公正証書にしたのに、強制執行できなかったという話を耳にすることもありますので、この点、ご自身で公正証書を成される方は、本当に気をつけてください。

松井靖幸行政書士事務所では、とってもお得な添削コースをご用意しております。

いざとなった時に、せっかく頑張って自分で作った離婚協議が無効として扱われないためにも、証拠として使える離婚協議書にするためにも、保険のようなもので、安心を買うと思ってどうぞご利用をご検討ください。

私に、ご依頼なさらなくても、やはり一度専門家に見てもらうことは、精神衛生上かなりいいと思います。

オススメします。